さよなら私のクラマー 1巻

シザーズ アウトサイドパス サッカーのテクニック  1巻P75

女子サッカーを描いた名作 さよなら私のクラマー の中の名言・用語を解説しています

さよなら私のクラマー 1巻

第1巻2話の「インパクト」では冒頭から専門用語が出てきます。

シザースとは、はさみの事
ドリブルをしながらボールを運ぶ際に、相手をだますフェィントの事です
両足の動きから「はさみのようだ」ということでシザーズと呼ばれるようになったようです。
実際には
・右に行くように見せて左に行く
・ボールをまたぎながら右左とどちらかへ行くようにみせかける
・ボールを蹴るふりをして蹴らない
など様々なパターンでフェイントをかけるテクニックです。

アウトサイドパス
足の親指側がインサイドで小指側がアウトサイドです。
インサイドでボールを蹴ると、体の向きの正面もしくは左側にボールを蹴ることになります。
これが一番安定した方向を保つことができるので、相手も予測しやすくなります。
アウトサイドの小指側でボールを蹴ると、自分の体とは逆の方向にボールを蹴ることができるので、相手からは予想していない方向にボールが蹴られることになります。

予測しにくい=邪魔されにくい=パスが通りやすい

ということになります。

ロベカルとはロベルト・カルロス   1巻P136

久乃木学園との試合で、佃がゴールを決めたシーン。
恩田希は「ロベカルかよ!!」と叫んでいます。

ロベカルとは元ブラジル代表選手のロベルト・カルロスの事。
スペインのレアル・マドリードにも在籍し「世界最高の左サイドバック」とも言われた有名なプレイヤーです。

佃のシュートは一旦右へ行ったので、キーパーの加古川は右へ飛びます。
しかしボールは途中で左に曲がり、ゴールポストに当たってネットを揺らします。
動画の0:30からを見ると、右に向かって蹴られたボールが、左に曲がるようすが良くわかります。
キーパーは全く動けません。

1年生と言えども、高校女子サッカー日本一の久乃木学園で活躍す佃は、かなりの実力者である事がわかります。

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