浦和駒場スタジアム WEリーグ 蕨さよクラ応援団

なでしこジャパンのオリンピック

なでしこJAPANパナマ戦

7/21(水) 日本 1-1 カナダ
7/24(土) 日本 0-1 イギリス
7/27(火) チリ 0-1 日本
7/30(金) 日本 1-3 スウェーデン

なでしこジャパン準々決勝敗退となりました。

猛暑の中、全力で走り抜けた選手の皆さん、お疲れさまでした。

戦略と戦術  見えないビジョン

どんなスポーツでも戦略と戦術が必要です。

戦略 チーム全体をどのように動かして勝つか
戦術 各人がそのようにして相手と戦うか

おおざっぱに言うと、この違いがあります。

全体を通して、戦術面では劣っていた印象はありません。
岩渕はしっかり攻めていたし、長谷川のラストパスも強力に機能していました。
熊谷も守りのベースをしっかりとらえて、相手の動きを封じていました。

問題は戦略だと思います。
攻め方に関しては、田中にボールを集めてシュートさせる、しか見えませんでした。
つまり戦略としては「どんなサッカーをするのか」が見えなかったのです。
守りを強固にしてチャンスを狙うチーム、とにかく攻め続けるチーム、といろいろな
個性的な戦略があって、修正しながら戦うのがサッカーですが、そのどちらでもなく
「何をしたいのか」が全く見えてこない点に、今回の敗因があったように思います。

選手個々の能力向上も大切ですが、それよりも監督・コーチ陣の戦略をしっかりしないと
試合には勝てない事を痛感しました。

WEリーグは9月から

9月から女子サッカーのプロリーグ WEリーグ が始まります。
オリンピックで活躍して、女子サッカーに注目が集まれば、WEリーグ始動にも
弾みがつきましたが、それも難しい状況です。

今年初めまでは、日本のスポーツにありがちな「真面目・努力・根性」論が中心を
占めていた印象ですが、選手側からの積極的な提案もあり、SNSを活用した
アピールが多くなり、とても良い傾向になってきています。

いろいろなチームの発信を見ていますが、特に埼玉の「ちふれASエルフェン」の
発信はうまい!と思います。
動画を駆使して、まじめな練習風景や、笑える内容や、わかりやすくチームカラー
を表現しています。

徐々に変わってきているようですが、運営側からは「良いプレーを見せれば注目される」
だけの昭和のプロ野球的アプローチしか見えてきませんが、一番重要なのはプレーする
選手です。
選手側から「今の時代」に合ったサッカーの見せ方を考えて行けば、プロリーグとしても
確立されるのではないでしょうか。

さよなら私のクラマーの舞台 埼玉県蕨市
さよなら私のクラマーと女子サッカーを応援するサイト
蕨さよクラ応援団
https://sayokura.com/

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